カントン包茎から仮性包茎にする手術はある?

カントン包茎と仮性包茎の違いを知る

包茎は手術で治すことができますが、症状により合う治療方法も変わってきます。まずは、自分がどのタイプであるかを知り、最適な治療を選びましょう。日本人男性に特に多いのが仮性包茎といわれています。平常時は亀頭は包皮で覆われている状態ですが、手で簡単にむくことができます。特に治療を必要としない人も少なくありません。

そして、真性包茎は平常も勃起時も亀頭は包皮に覆われた状態です。このほかでは、カントン包茎と呼ばれる症状もあります。カントン包茎は包皮の口部分が狭いのが特徴的で、亀頭を露出させようとすると締め付けや痛みが発生します。重度のカントン包茎になると亀頭が壊死するおそれもあるとされています。

それゆえ、つらい症状がある場合は治療も考えていきたいところです。症状がはっきりしない場合は、どのタイプであるかわからないという人もありますが、泌尿器科や男性専門クリニックで診察が行われていますので、医師に判断してもらいましょう。

どのような治療にするかを決める

真性包茎の場合は、保険適用の治療を選ぶことができますが、カントン包茎の場合も医師が治療を必要と判断すれば保険適用の治療を受けることができます。カントン包茎を治す治療の場合は、仮性包茎にする手術があるのかどうかも気になるところです。

治療は、本人の希望に応じて術式を選ぶことができますので、希望の仕上がりにしたい場合は、カウンセリングの際に要望を医師に伝えておきましょう。カントン包茎と比べると仮性包茎は軽度の症状といえますが、包茎であることには変わりありません。治療は何度も繰り返すのではなく、一度で理想の仕上がりになることが好ましいといえます。

それゆえ、カントン包茎の手術をするので、あれば特に仮性包茎を目指すのではなく、やはり包茎の悩みを解消できる手術を選びたいところです。保険適用の手術なら費用は安くなりますが、見た目の良さにもこだわるのであれば、自由診療の治療も検討したいところです。

まとめ

包茎にもいろいろな種類がありますが、包皮口が狭く締め付けや痛みがあるカントン包茎もつらい症状のひとつです。重度の場合は亀頭部分が壊死するおそれもありますので、手術での改善も考えてみましょう。

仮性包茎に近い状態にするという方法もありますが、せっかく手術をするのであれば、包茎の悩みがしっかり解消できる治療を選んでおくことがおすすめです。カントン包茎は保険適用できる例もありますが、見た目にこだわるなら自由診療での治療も考えてみましょう。