【わかりやすい】カントン包茎の手術内容や治療法を徹底紹介

包茎は亀頭が露出しておらず、男性器が包皮全体または一部が隠されている状態のことを指します。おｋの状態をコンプレックスに感じている方や、包茎のせいで男女関係に不安を感じている方の中には包茎手術を検討している方もいるでしょう。

しかし、包茎にはいくつか種類があります。大きく分けると真性包茎、仮性包茎、カントン包茎です。自分の状態がどれに当てはまるかを知ることは治療や手術を検討するのにも大切なこととなります。そこで今回は、カントン包茎がどんなものかについて紹介します。治療法や手術内容についてもまとめてみたので参考にしてみてください。

カントン包茎とはどんな状態のことか

カントン包茎は、亀頭が全く露出することが出来ない真性包茎よりも包皮は剥けます。多くの場合は幼少期には自覚がなく思春期頃から症状を自覚するようになります。しかし、包皮口の広さが足りないために、仮性包茎よりもスムーズに剥けない状態のことです。見極め方としては、包皮を向くために力がかかる様だったり、無理に剥こうとすると痛みが生じたりするようだったらカントン包茎の可能性があります。

また、カントン包茎だった場合は、何かの拍子に皮が剥けて亀頭が完全に露出すると、包皮口が狭いために簡単に元に戻らないことも特徴としてあげられます。包茎は病気ではありませんが、カントン包茎の怖いところは、この状態のままにしておくと狭い包皮口で締め付けられ、十分な血液循環が行われず男性器がうっ血を起こす可能性があることです。うっ血した状態が続いてしまうと細胞が壊死してしまう可能性すらあります。

また包皮口が狭いため、性行為を行った際に包皮の部分が避け、傷口から菌が入り腫れあがってしまうトラブルもあります。いずれにせよトラブルを避け、男性機能を失わないためにも、カントン包茎の方は早期治療が不可欠となります。少しでも心当たりがある方は早めに医療機関に相談した方が良いと言えます。

カントン包茎の治療方法

カントン包茎の治療方法としてあげられるものは包茎手術です。狭搾部分をきれいに取り除き自然な形に仕上げる手術です。治療の流れとしては、包茎手術を扱う医院に行きカウンセリングを受けます。カウンセリングでは、患部の状態を確認、測定し希望や悩みについて相談します。医師からは治療の方法や麻酔などについてや治療費についての話があります。

カントン包茎の状態は人によってさまざまなため、デザインや切除、縫合についてなどをこの時点で相談するようになります。もし心配なことがある場合にはカウンセリングで相談し、不安を緩和した上で手術に臨むようにしましょう。カウンセリング後は治療が始まります。カウンセリング終了後すぐに行われる医院と、日を改めて予約し手術を行う医院があるため確認しておくと良いと言えます。治療時間は30分から1時間程度で、ほとんどの場合は日帰りで行われます。

日帰り治療が基本となる所がほとんどですが、アフターケアを行ってくれる医院も多く、気になることがあれば相談できる環境が整えられているため、安心して受けることが出来るでしょう。しかし、包茎手術を取り扱っている医院は、医院によって特徴が違うため、あらかじめ調べて自分に合った所を選ぶようにしましょう。

手術の痛みはあるのか

包茎手術を受けるのにあたっては、どんな内容で行われるのや費用についてなど気になることが出てくると言えるでしょう。しかし、そんな中でも痛みについては多くの方が気になる所だと言えます。包茎手術を行う時には、局所麻酔が行われます。

局所麻酔とは、患部に注射をして麻酔薬を注入することで術中の痛みをなくす方法です。患部に針を刺すということに不安を感じる方もいるかもしれませんが、ほとんどの医院では局所麻酔の痛みをなくす工夫がなされています。局所麻酔を施す前に、テープ麻酔やスプレー麻酔で表面を麻痺をさせ針が刺さる時の痛みを取ったり、使う針を細い物にしたりして患者の負担の緩和に努めています。

それでも不安な方や痛みに恐怖心がある方に対しては、眠っている間に手術が終わるマスク麻酔や、静脈麻酔を扱っている医院もあるため確認してみましょう。また、手術後には麻酔が切れた後に痛みが生じてしまうことがありますが、痛み止めが処方されます。痛み止めを効果的に使用することで術後の痛みも最小限に抑えることが期待出来ます。包茎手術を受けたいけれど痛みが心配という方にとっても、安心して受けられる内容となっていると言えます。

まとめ

カントン包茎は包皮の先端部分が狭く陰茎に締め付けが起きてしまう包茎です。放置することで血液循環が上手くいかずうっ血し、最悪の場合は壊死に至ってしまうなどの可能性があるため、真性包茎や仮性包茎よりも早期治療が必要です。多くの医院ではカウンセリングをしてから手術が行われ、なるべく痛みがないように工夫して処置がされます。

手術後のアフターケアについても対応している医院がほとんどのため、心配なことがあった場合にも安心して相談出来るでしょう。包茎手術は医院によって特色があるため、自分の状態を知り、医院の特徴を調べしっかり準備をしてから来院すると良いと言えます。